快気祝いにお花を送ろう!おすすめの胡蝶蘭ギフトはこれ!【マナーも確認】
病気や怪我から回復したら、今まで心配してくださっていた方に向けて快気祝いを贈りましょう。
快気祝いにはおめでたい意味合いを持つ胡蝶蘭がおすすめです。
胡蝶蘭を贈る際のポイントをご紹介しますので、快気祝いにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
快気祝いとは?
快気祝いは、病気や怪我などで入院していた、休養していた際にお世話をしてくれたりお見舞いにきてくれた方に贈るお祝いです。
病気や怪我をしていた人が贈るもので、病気や怪我が回復した人に贈るものではありませんので間違えないようにしましょう。
快気祝いは胡蝶蘭などのちょっとしたプレゼントと一緒に、病気や怪我が回復したことをお伝えする意味もあります。
休養中にお世話になったことの感謝の気持ちや、これからもよろしくお願いしますといった意味を込めて快気祝いをお贈りしましょう。
快気祝いの胡蝶蘭の金額や相場
快気祝いの金額の相場は様々ですが、お見舞いやお世話などでものやお金をいただいた場合は、その半額程度のお返しをするのがマナーと言われています。
ですので入院中や休養中にプレゼントやお金をいただいた場合はそのままにせず、誰から何をもらったのかをきちんとメモにして残しておくことを忘れないようにしましょう。
あまりに少額になってしまう場合は胡蝶蘭などの立派なお花をプレゼントするのは難しくなってしまいますので、お菓子や消耗品など気軽に贈れるものをプレゼントとして用意するのがいいでしょう。
しかし、直接お金やものをもらわなくても、特にお世話をよくしてくれた方、面倒を見てくれた方などにはきちんと快気祝いをする必要があります。10000円から15000円程度の胡蝶蘭を贈り、お世話になったことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
あまりにも高価な胡蝶蘭を贈ってしまうと、プレゼントやお見舞い金を渡していないのに…と相手に気を使わせてしまいます。そこまで深刻に考えずに、相手がちょっと喜んでくれる程度のカジュアルな金額の胡蝶蘭で構いません。
快気祝いで胡蝶蘭を贈るタイミングや時期は?
快気祝いは、退院後、全快後、2週間くらいを目安に贈るようにしましょう。お見舞いに来てくれたお礼と、休養中に迷惑をかけたことをお詫びする意味合いを込めて、完全に病気や怪我が治ってから贈るのがおすすめです。
しかし退院の直後やまだ回復期である場合はいつ症状が悪化するか分からず、無理は禁物です。
いきなりフラワーショップに出かけたり打ち合わせを何度もしているとかえって体調に影響を及ぼしてしまう可能性もあるので自分の体調と相談しつつ準備をすすめてくださいね。
退院後の身辺の整理や、リハビリ、通院などで忙しい場合も、少し落ち着いてきてから準備に取り掛かって大丈夫です。
退院したことをすぐに知らせたい!という方は、電話や手紙、メールなどで各方面へ退院した旨をとりあえず伝えて、その後ゆっくりお花の準備を進めてもいいでしょう。
まだ全快とは言えないものの退院もし、生活に支障がない程度に回復した段階でお返しをしたい場合は「快気祝い」という言葉は使わず「御見舞御礼」という言葉を使うのがおすすめです。
相手を心配させることがないような気遣いも忘れないようにしておきましょう。
快気祝いの胡蝶蘭の選び方
快気祝いにはお花がおすすめです。
中でも見ているだけで病気や怪我の憂鬱な気分が吹き飛びそうな胡蝶蘭は、プレゼントとして受け取った側の心も明るくしてくれそうですね。
お花は枯れてしまいあとが残らないため、病気や怪我が長引かない、という意味も含めて快気祝いにはぴったりです。
また、胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という花言葉もあるため、これから健康的に素敵な毎日を過ごすことができるように、との願いを込めることも可能です。室内で飾って楽しむことができるような小さめの胡蝶蘭を贈りましょう。
快気祝いとしては、お花以外にも食べ物も人気があります。誰でも好きな焼き菓子やジュースなどなら気軽な価格ですし、贈りやすいと言えるでしょう。
他にも病気や怪我などの過去を洗い流すという意味を含んだ石鹸、洗剤なども快気祝いにはぴったり。
このように快気祝いにはあとに残らない、消えてしまうようなものが好まれる傾向にあります。
食器、インテリア雑貨など、残しておかなければならないようなものは縁起が悪いとも考えられますので控えておいたほうがいいでしょう。
なにをプレゼントすればいいのか分からないという方はギフトカタログをプレゼントするのもおすすめです。贈られた相手がカタログの中から好きなものを選ぶことができるのでお手軽ですよ。
直接金銭をお返しするのはマナー違反ですので、相手に失礼のないようにしてくださいね。
快気祝いに添える木札
快気祝いの胡蝶蘭には木札を添えることをおすすめします。
身内や友人などの親しい間型の場合はともかく、取引先や上司など、ビジネスシーンでお世話になっている方への快気祝いならなおさらです。お世話になった感謝の気持ちを伝えるためにも木札を用意しましょう。
快気祝いの木札には「快気祝」「全快祝」といった言葉を使用します。
病気や怪我が完全によくなったわけではないものの、お見舞いをいただいた感謝の気持ちを伝えたい場合は「内祝」「御見舞御礼」といった言葉を使用するようにしましょう。
自分の会社名や個人名を記入したら完成です。相手の自宅に届ける場合は、木札には相手の会社名や氏名は書き入れません。
その他木札のマナーについて分からないことがあっても、フラワーショップのスタッフに聞けば対応してくれます。
レイアウトの見本を見せてくれることもありますので、参考にしつつ木札に書き入れる内容を決めていきましょう。
快気祝いに添えるメッセージカード
快気祝いにはメッセージカードを添えることもおすすめです。木札だけでは物足りない、もっとお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたいという場合は、メッセージカードの用意を忘れないようにしましょう。
快気祝いには基本的にNGなワードはありませんが、やはり「四」「九」など、日本で古くから不吉と言われている数字や、忌み言葉を入れるのは避けたほうがいいでしょう。
お見舞いに来てくれたこと、お世話をしてくれたことを感謝し、病気や怪我の状態がよくなったこと、これからもよろしくお願いしますといった内容の、明るく前向きな内容にしてください。
またメッセージカードは手のひらサイズくらいの小さめのものがおすすめです。相手が気軽に読むことができるように、字も大きめで余裕を持って書き込むようにしましょう。
メッセージカードはフラワーショップが用意してくれる場合もありますし、自分で用意したものを一緒に届けてもらうように手配してくれるところもあります。お気に入りのカードで好きに装飾したいという方はあらかじめ自分でカードを用意してしまったほうがいいかもしれませんね。
快気祝いには華やかな胡蝶蘭を贈ろう
快気祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーや、その他の贈り物のポイントなどをご紹介いたしました。古くからの縁起物などもありますが、最近ではとくに気にする必要もなくあげたいものをあげる方が多いようですね。
そんな中で胡蝶蘭といった縁起のいいお花を贈れば、お相手にも好印象を与えることができるでしょう。病気や怪我も吹き飛ばすような華やかな胡蝶蘭は、見ている人を元気づけてくれます。快気祝いにはぴったりのお花ですので、ぜひ検討してみてくださいね。