色別胡蝶蘭の花言葉、送るべきシチュエーション一覧
お祝いにぴったりの胡蝶蘭ですが、胡蝶蘭の色について考えたことがありますか?胡蝶蘭にはいい意味の花言葉がありますが、それぞれの色によっても花言葉があります。送るべきシチュエーション別に、胡蝶蘭の色や花言葉をチェックしていきましょう!
目次
すべての胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭には様々な色がありますが、すべての胡蝶蘭に共通している花言葉は
「始まり」「幸せを運ぶ」
などがあります。胡蝶蘭の花びらは、その名のとおり蝶のような形をしているため、幸せを乗せて贈られた人のもとへやってくるといったイメージにぴったりですね。
新しくなにかを始める方、引っ越した方、誕生日のお祝いなどにも喜ばれます。
白色の胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭として最もメジャーな白色。様々なお祝いの場面で見かけたことがある方も多いでしょう。
白い胡蝶蘭には「清純」「始まり」といった花言葉があります。何色にも染まらない白色の胡蝶蘭は、スタートにはぴったりのお花。
胡蝶蘭の中でも格別に高貴な印象を与えることができ、改まった場所への贈り物、目上の方への贈り物としてもよく選ばれます。何色の胡蝶蘭がいいか迷ったときは、白色を選ぶことをおすすめします。
ごちゃついた圧迫感がなく、狭い室内やお花を飾るスペースが少ない場所へ贈る際も白色の胡蝶蘭は重宝されます。
白色の胡蝶蘭がぴったりなシチュエーション
白色の胡蝶蘭は、誕生日祝い、出産祝い、新築祝い、開店祝い、開業祝い、栄転祝いなどにぴったりです。
贈る相手が何か新しいことを始める際には、白色の胡蝶蘭を贈ってその門出を祝いましょう。
白色の胡蝶蘭を送るべきシチュエーション
白色の胡蝶蘭は様々なシーンにぴったりのお花です。胡蝶蘭には他にも色がありますが、シーンによっては色付きの胡蝶蘭が好まれない場合もあります。
それはお悔やみ事の場合です。
胡蝶蘭はおめでたいイメージがあるのでお悔やみ事には不向きなイメージがあるかもしれませんが、どんな場面でも利用できるフォーマルなフラワーですので、もちろんお悔やみ事があった際にも使うことができます。
「幸せを運んでくる」という意味から、故人を偲びつつも遺族を気遣う意味を持たせることも可能です。
しかし故人を悼む際にピンクや黄色など色とりどりの胡蝶蘭はマナー違反。非常識と思われてしまうかもしれません。とくに葬儀場へお花を贈る際は、他のお花であっても必ず白いお花を贈るようにしましょう。
個人宅へお線香をあげにいく場合や、四十九日を過ぎたら、色つきの胡蝶蘭を贈ってもOKです。
故人が好きだった色を取り入れたお花や、遺族の気持ちが明るく前向きになるようなお花を選んであげましょう。
ピンク色の胡蝶蘭の花言葉
白色の胡蝶蘭の次に人気があるのがピンク色の胡蝶蘭です。女性へのプレゼントにもぴったりで、空間を可愛らしく彩ってくれます。白だけでは味気ないと思っている方は、ぜひピンク色の胡蝶蘭もチェックしてみてください。
ピンク色の胡蝶蘭には「愛しています」という花言葉があります。大切な人へのプレゼント、彼女や奥さんへのプレゼントには最適と言えるでしょう。
他にも「優しさ」「幸せ」などの花言葉もあります。毎日家事をがんばってくれているお母さんやおばあちゃんへのプレゼントにも、ピンク色の胡蝶蘭を選んでみませんか?
ピンク色の胡蝶蘭がぴったりなシチュエーション
ピンク色の胡蝶蘭は女性のお祝い、結婚記念日、母の日などにおすすめです。
アイドルや女優の公演祝いにもピンク色の胡蝶蘭は最適。応援している気持ちとともに、会場を華やかに彩ってあげましょう。
おめでたい席には、白色の胡蝶蘭とピンク色の胡蝶蘭を合わせて贈り、紅白風に演出するのもおすすめです。その場が一気に華やぎ、お祝いムードを盛り上げてくれることでしょう。
黄色の胡蝶蘭の花言葉
黄色の胡蝶蘭には「活発」「幸せ」といった花言葉があります。白色の胡蝶蘭は高貴なイメージがありますが、黄色の胡蝶蘭になると一気にカジュアルで愛らしい印象になります。白やピンクの胡蝶蘭を贈るのは少し恥ずかしい…という方は、黄色の胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。
黄色の胡蝶蘭がぴったりなシチュエーション
黄色の胡蝶蘭は「活発」の花言葉から、健康を祈る長寿祝いなどに最適です。
可愛らしいお花ですので、小さなお子様に贈る際にもいいですね。発表会やコンクール、授賞式などがある場合は、黄色の胡蝶蘭を贈りましょう。
また、公演などで贈る相手が黄色など華やかな衣装を着ることがわかっているのであれば、同じ色の胡蝶蘭を贈るのはとってもおしゃれで素敵です。
さらに黄色は金運と関係して考えられることから、お店のオープンや新事業の立ち上げのお祝いにも選ばれます。商売繁盛をお祈りする気持ちを込めて黄色い胡蝶蘭を贈りましょう。
紫色の胡蝶蘭の花言葉
さらに胡蝶蘭には紫色のものもあります。あまり見かけることがないので馴染みがないかもしれませんが、個性的な贈り物をしたいとお考えの方にはぴったりですよ。
紫色の胡蝶蘭には「高貴」「神秘的」「優雅」といった花言葉があります。このような花言葉がぴったりの相手に贈れば、相手も喜んでくれることでしょう。
紫色の胡蝶蘭がぴったりなシチュエーション
紫色の胡蝶蘭は、目上の方に贈る際にもおすすめです。退職祝いや還暦祝い、長寿祝いなどですね。
しっとり落ち着いた印象と花言葉がありますので、このようなイメージの方に合わせて贈るのもいいでしょう。
また、紫色の胡蝶蘭はかなり個性的です。同じように個性を大切にしている方への贈り物や、逆に贈った相手の印象に強く残りたいときにも紫色の胡蝶蘭をお送りするのはおすすめ。
場所によっては白い胡蝶蘭が喜ばれることもありますので、マナー違反にはならないように気をつけてくださいね。
リップ系の胡蝶蘭の花言葉
リップ系とは、花びらの色が中央とその周りで違い、まるで唇のように見える花の色のことを言います。
リップ系の胡蝶蘭は、多くは中央がピンク色で、その周りが白いというもの。メインが白なので、少し変わった色合いの胡蝶蘭でも合わせやすいですし、その場の雰囲気を壊すことなくさりげなく個性を主張できます。
リップ系の胡蝶蘭には特別な花言葉はありませんが、胡蝶蘭全体には「幸せを運んでくる」という花言葉があるため、どんなお祝いの席にも喜ばれることでしょう。
リップ系の胡蝶蘭がぴったりなシチュエーション
リップ系の胡蝶蘭は、白とピンクの色合いが紅白に見えることから、お祝いごとの席にはとくに喜ばれます。
選挙の当選のお祝いや開店、開業、移転、栄転など、盛大にお祝いをしたい場合はこのようなリップ系の胡蝶蘭を選んでみましょう。
また、勝負事のお祝いとしても紅白のリップ系胡蝶蘭はおすすめです。コンクールや展覧会、試合、授賞式などでも贈ってみましょう。
シチュエーション別、ぴったりな胡蝶蘭を贈ろう
それぞれのシチュエーション別にぴったりの胡蝶蘭をご紹介いたしました。
「幸せを運ぶ」と言われている胡蝶蘭は、様々なお祝いの席にぴったりのお花です。
胡蝶蘭と一口に言っても、色だけで大きく印象も変わりますし、花言葉もそれぞれ。お祝いごとの特徴別、相手別に胡蝶蘭の色を使い分けてみましょう。
胡蝶蘭の色選びに迷ったときは無難な白にしておくか、フラワーショップのスタッフに相談してみることをおすすめします。スタッフは様々なシーンで胡蝶蘭を準備してきているはずですので、そのシチュエーションに合った胡蝶蘭を選んでくれることでしょう。