胡蝶蘭は、その上品な見た目や可愛らしい色合い、ロマンチックな花言葉などから、いつでも高い人気を誇っていますね。
ネット上にはそんな胡蝶蘭に愛を捧ぐ人達が集って情報を提供し合うコミュニティや掲示板などが、いくつか存在するようです。
これから胡蝶蘭を育ててみたいという方や、人に贈りたいという方は是非一度は利用してみることをオススメします。
贈り物として胡蝶蘭を選ぶ際に心がけておきたいこと
華やかな見た目の胡蝶蘭は、インテリアとして家に置いてお世話をしている方も多いようですが、「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つことから、大切な人やお世話になっている人への贈り物としても最適な花といえます。
とはいえ、一口に胡蝶蘭といっても白やピンク色や黄色、紫色など様々な色があり、またその色によって全く異なる花言葉を持っているというミステリアスな植物です。
例えば、白色の胡蝶蘭は「清純」という花言葉を持ち、ピンク色の胡蝶蘭は「貴方を愛します」という花言葉を持っています。
白色は結婚式などのお祝いの場に贈られることが多い一方で、ピンク色は愛する人に自分の気持ちを伝える時に選ばれることが多いようです。
反面、黄色や紫色などの珍しい色合いの胡蝶蘭には決まった花言葉は充てられていませんが、基本的には全色共通である「幸福が飛んでくる」という花言葉を込めて贈られることが殆どのようです。
また、上品さと共に妖艶さをも感じられるその色合いから、白色やピンク色と同様に高い人気を誇っています。
もし贈り物として胡蝶蘭を選ぼうと思っている場合は、用途と花言葉の相性とを考えて慎重に選ぶ必要があります。
コミュニティの場では、胡蝶蘭を育てている方々によって成長具合や色などに関する多くの体験談が投稿されているので、迷った時は参考にすると良いでしょう。
胡蝶蘭に関する情報収集をする時に利用したいサイト
因みに、胡蝶蘭の育て方や水やりなどの管理方法に関する情報を少しでも多く収集したいという方には、「みんなの趣味の園芸」というサイトをオススメします。
胡蝶蘭の栽培に適した環境や原産地などの基本情報はもちろん、植え付けや植え替えに適した時期や水やりに関する育成方法から、色や形によって呼び名が異なる胡蝶蘭の品種数の紹介まで、様々な情報を一度に知ることができます。
自分が育てている植物の状態を写真付きで記録したレポートをブログのような形で投稿することができる上、他の胡蝶蘭愛好家の方達からの共感や助言も得られるコミュニティの場もあるようなので、胡蝶蘭に興味を持っていろいろ調べているという方には是非一度は訪れてみていただきたいサイトでもあります。
図鑑やネットを探すだけでは見付けられなかった、胡蝶蘭に関する以外な豆知識や貴重な体験談を見付けられる可能性もあるので、もしもこれから胡蝶蘭を育てる予定があるという場合は、思い切ってコミュニティに参加してみるのも良いかもしれませんね。
栽培ではなく贈り物として胡蝶蘭を選ぶ際にも、受け取った相手がその後で少しでも長く花の美しさを愛でていられるよう、贈る側である自分から積極的に調査をして知識を蓄えておくと良いかと思われます。自分の気持ちをより強くはっきりと相手に伝えることができるので、更に仲が深まるはずです。
贈り物として選ばれる胡蝶蘭の相場って?
胡蝶蘭は地域によってはホームセンターなどでも購入が可能な花ではありますが、ものによってはやはり値段が張ることも。
自宅で栽培して管理する場合であれば予算を気にする必要はありませんが、これが贈り物となると話は別になってきます。
一般的に胡蝶蘭をお祝い品として贈る場合、贈る側である自分とその相手との関係性や、冠婚葬祭など行事の種類によって相場が異なってくるので注意が必要です。
例えば、お店を経営する友人への開店祝いなどには1万円から3万円程度、親族が運営するお店の移転祝いなどには1万円から5万円、重要な取引先へのお祝い品として贈る場合はよりランクが高めの5万円程度のものがふさわしいとされています。
また、胡蝶蘭のサイズや本数などによっても価格が左右することもあります。
本数に関しては3本立ちから5本立ちが基本的であり最適であるとされていますが、用途や送り先によってその都度考慮する必要があり、見栄えも価格も数や状態によって異なってくるので、胡蝶蘭の色と種類に加えてお祝い品の送り先の情報もきちんと把握しておく必要があります。
因みに、お店によって設定されている金額も取り扱っている花の種類も異なることが多いので、自分の希望に沿った形できちんと相手に送り届けるためにも、お店に関する評判なども調べておくとよりスムーズに事が運ぶでしょう。
相場についてはこちらに詳しく書かれています。
あとがきとして
胡蝶蘭は昔も今もたくさんの人達に愛され続けている、神秘的かつ上品で華やかな植物です。
お店でもよく見かけるものの、高値すぎて手が届かないという方も多いかもしれませんが、大切な人に自分の思いを伝えたりお祝いの気持ちを込めてのお祝い品としてもピッタリの花ともいえるので、もしそんな機会が訪れた時には特別な贈り物として選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。